【Python】PyQt6とPyQt6-toolsの開発環境を構築する【開発環境構築】

Python

はじめに

今回は、「Python」のGUI開発用のフレームワーク「PyQt」(パイキュート)について開発環境の構築を実施していきます。

 

前提事項

以下記事を参考に、VSCodeでPythonを使用する環境を構築しておく必要があります。

【開発環境構築】VSCodeでPythonを使用するための環境を構築する – SEもりのLog Python

 

環境構築

PyQt6のインストール

pip3コマンドでインストールします。
インストール先はpythonの環境構築で作成した仮想フォルダで実施します。

 pip3 install pyqt6

 

pyqt6-toolsのインストール

併せて、pip3コマンドで「pyqt6-tools」をインストールします。

 pip3 install qt6-tools

 

完了

「仮想フォルダに設定したフォルダ\virtual\Lib\site-packages」にインストールされたことを確認します。環境構築自体はこれで完了のため、次は使い方を見ていきます。

 

使い方

QT Designerを起動する

以下コマンド、または「仮想フォルダに設定したフォルダ\virtual\Lib\site-packages\qt6_applications\Qt\bin\designer.exe」にて起動します。

qt6-tools designer

 

テンプレートを使用して画面を作成する

「ファイル」→「新規」→「Dialog with Buttons Bottom」から作成を押します。

 

Labelを追加する

左側のボックスからラベルをドラッグして画面に加えます。

 

保存する

「ファイル」→「保存」から任意のPythonプロジェクトフォルダへ保存します。今回は「Sample」フォルダを用意しました。

 

UIをPythonにコンバートする

以下コマンドを使用して保存したUIをPythonのファイルにコンバートします。
コマンドは保存したフォルダ上で実行します。

cd 保存したフォルダ
pyuic6 -o コンバート後のファイル名 -x コンバートするファイル名

コマンド実行後Pythonコードが作成されます。

 

実行してみる

作成されたPythonコードを実行してみます。画面が立ち上がったら作成完了です。

 

その他コマンド

リソースファイルをコンバートする

 .\rcc -g python -o コンバート後のファイル名 コンバートするファイル名

 

ドキュメント

【公式ドキュメント】
3.13.1 Documentation

 

最後に

Pythonの環境構築は、この記事を参照してみてください。
【開発環境構築】VSCodeでPythonを使用するための環境を構築する – SEもりのLog Python

以上、ログになります。
これからも継続していきましょう!!

Pythonサーバーサイド関連共通
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