はじめに
今回は、Javaで「for文」を勉強したことについて残していきたいと思います。
for文
for文とは
「for文」は、繰り返し制御文の一つで()内に繰り返し条件やカウンタを宣言することで、指定した条件分のループ処理を実行することができます。
構文
if ( ①カウンタ宣言; ②条件式; ③カウンタの更新式) {
ループする処理を記述
}
①:for分の中で使用するカウンタを宣言・初期化する。
②:for分の繰り返し条件を定義する。「true」の場合、繰り返し処理を続ける。
③:繰り返し毎の最後にカウンタを更新する式を宣言する。
例
// 1~10までループ
for (int i = 0; i <= 10; i++) {
System.out.println(i);
}
// カウンタ宣言は省略可能
int j = 0;
for (; j <= 10; j++) {
System.out.println(j);
}
// カウンタを複数宣言することも可能
for (int k = 0, l = 0; k <= 10; k++, l++) {
System.out.println(k);
System.out.println(l);
}
// 配列の繰り返し
int[] hairetsu = { 1, 2, 3 };
for (int m = 0; m < hairetsu.length; m++) {
System.out.println(hairetsu[m]);
}
拡張for文
拡張for文とは
「拡張for文」は、配列やリストの要素を順番に取り出して繰り返し処理を実行することができます。
構文
for (変数宣言 : 繰り返すリストを指定) {
ループする処理を記述
}
例
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
// 値の追加
list.add("追加1");
list.add("追加2");
list.add("追加3");
for (String str : list) {
System.out.println(str);
}
break
ループ処理を途中で抜けたい場合に「break」を使用します。
例
// 1~10までループ
for (int i = 0; i <= 10; i++) {
if (i == 5) {
// 値が5となった場合にループ処理を抜ける
break;
}
// 0~4の値まで出力する
System.out.println(i);
}
continue
ループ処理の実行時に、次のループへ処理を飛ばしたい場合に「continue」を使用します。
例
// 1~10までループ
for (int i = 0; i <= 10; i++) {
if (i == 5) {
// 値が5となった場合に処理を飛ばす
continue;
}
// 0~4と6~10の値まで出力する
System.out.println(i);
}
ラベル
繰り返しの内側に繰り返しを記述っする場合、「ラベル」を使用することで、「break」「continue」の位置を指定することができます。
例
// ラベル名
loop1:
for (int i = 0; i <= 5; i++) {
//
System.out.println(i);
for (int j = 0; j <= 10; j++) {
System.out.println(j);
if (j == 5) {
// 値が5となった場合、外側のfor文(loop1)までbreakする
break loop1;
}
}
}
ドキュメント
【公式ドキュメント】
Java SE Specifications (oracle.com)
最後に
Javaの環境構築は、この記事を参照してみてください。
【開発環境構築】VS CodeでJavaを使用するための環境構築を実施する – SEもりのLog (selifemorizo.com)
以上、ログになります。
これからも継続していきましょう!!
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